AIRR

大画面の眼鏡なし大画面LED立体ディスプレイから,3次元空間に実像を形成する空中表示,触ると暖かいサーマル3Dディスプレイなど,各種の3Dディスプレイ技術ならびに奥行き知覚の研究を行っています.ハガキ縦AIRRはハーフミラーや再帰性反射シートといった安価な材料を使うことで実現する空中表示です。光源を出た光はハーフミラーに反射し、再帰性反射シートでまた元来た方向へ戻されます。この光のうちハーフミラーを透過した光は、今度は空中に焦点を結びます。私たちはこの光を見ることで、空中に映像が出現します。
また、直交ミラーアレイを用いると、空中に音や熱を出現させることができます。

赤外線センサーなどを使い、空中にある手などを検出すれば、インターフェースとして使うこともできます。これらの技術を組み合わせれば、「空中に浮かぶ物体を手で動かす」という、SFさながらの世界を実現できます。